みんな知ってて当たり前?民主主義ってなんだ!!

(出典 : http://yamayoshi.hatenablog.com/)

秋の匂いがし始めた9月中旬、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕は朝昼夜の寒暖差についていけず苦しんでおります(笑) みなさんも季節の変わり目には気を付けてください。。。

さて!!いつでもどこでも話題になっている安保法案ですが、9/19(土)未明に可決されました。しかし、安保法案に反対する学生団体SEALDs(シールズ)の活動はこれで終わることはないでしょう。

※ SEALDsについて詳しくはこちらをチェック※↓↓
http://vote-japan.com/2015/08/06/sealds/

そのSEALDsの方がよく使う言葉の中にこんな言葉があります。

民主主義ってなんだ!

皆さんは民主主義について、考えたことがあるでしょうか?僕自身もかつては『民主主義=多数決』だと考えていました。しかし、調べれば調べるほど奥が深いものだと気づいたので、今回は民主主義について考えて行こうと思います。

 

 

そもそも民主主義ってなに?

そもそも、民主主義の定義とはなんでしょうか?

民主主義とは、国家や集団の権力者が構成員の合意により行う体制・政体を指す。日本語では特に政体を指す場合は民主制とも訳される。日本語の広義の「民主主義」は上記の体制・政体を指すが、狭義ではこの民主制・民主政を他の制度より重んじる主義(思想・運動)を言う「=民主制主義」。

(出典 : wikipedia)

簡単に言えば、何かを決める際に、その集団の権力者(リーダ―)の独断で進めていくのではなく、構成員(メンバー)の合意を元に決めていきましょうね、といったところです。ここで注目すべきは、構成員の合意という点です。つまり、多数決以外にも、満場一致が必要という捉え方もできるわけです。

 

 

多数決=民主主義であるかどうか

満場一致も民主主義であるということで、「民主主義→多数決」は成り立たないことが分かります。では、その逆の「多数決→民主主義」は、成り立つのでしょうか?

多数決が本当に多くの声を反映するのかという疑問について、次のような小選挙区を例とした分かりやすい解説があります。

ここでは、10区の小選挙区があって、1区あたり10人有権者がいる架空のモデル国家を考えてみましょう。この国にはA党、B党、C党、D党という有力な政党があります。そして、1区~6区では「A党候補に4票、B党候補に3票、C党候補に2票、D党候補に1票」入り、7区~10区では「A党候補に0票、B党候補に10票、C党候補に0票、D党候補に0票」入ったとします。

多数決システムでは、1~6区ではA党候補が当選、7~10区ではB党候補が当選します。つまり国会にはA党議員が6人、B党議員が4人になり、これまた多数決で決める国会ではA党の意思がそのまま「国の意思決定」になる可能性が高いことになります。

しかし、100人の有権者の票の行方を振り返ってみると恐ろしいことが分かります。A党は国全体としてみたら4票×6区の24票しか獲得していません。100人の国民の1/4にも見たない支持です。一方で、B党は3票×6区+10票×4区でなんと58票です。100人の国民の過半数の支持を集めているのです。

でも、今や「国の意思」は「A党の意思」です。「24%の意思」です。残りの「76%の意思」はちっとも反映されないかもしれません。

「多数決なら多くの人の声が入るはず」ではなかったのでしょうか?

(出典 : http://snowymoon.hateblo.jp/)

上記の例から分かるように、多数決は民主主義を否定する可能性もはらんでいるのです。

 

 

民主主義の理想と現実

では、なぜ日本を含む多くの民主主義国家で、多数決を採用しているのでしょうか?その理由は、ずばり「多数決が便利」だからでしょう。多数決を採用することで、民主主義を実現しながら、比較的多数の意見を取り入れることが出来ます

仮に日本で満場一致を目指した場合、約1億人の意見が一致しなければならないことになり、これはあまりにも現実的ではありません。意思決定にかける時間と労力は相当なものになりますし、結局決まらない可能性もあるからです。

結局、多数決は「現実的な観点から見て便利だから、採用されているに過ぎない」のです。ですから、民主主義の理想である「構成員の合意」を追求するのであれば、多数決で決まったからといって少数意見を全く無視するのではなく、少しでも汲み上げるのが理想的に近い現実的な民主主義ではないでしょうか。

 

 

最後に

民主主義ってなんだ!に対する答えになったでしょうか(笑) 今回の安保法案の是非を巡っても、”満場一致を目指す理想派”と”多数決で政治を進める現実派”との対立と言われることもあり、社会の構造というものがどれだけ複雑で難しいかということを考える良いキッカケになったような気がします。民主主義の理想を追求するためにも、さらなる国民の政治参加が必要であると感じます。

 

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Hirano Kensei

Hirano KenseiVote→Japan ライター

投稿者プロフィール

九州大学4年の平野賢正と申します。Vote→Japanの趣旨に賛同し、参加させていただいています。いわゆる「就活」という時期からいろんなことにトライしています。政治に関する知識もまだまだ未熟で拙い文章しか書けませんが、どうか温かい目で見守ってください(笑)よろしくお願いします!

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