高校生も侮れない!18歳選挙権が抱える問題点とは?

こんばんは!

今まで記事として18歳選挙権について触れてきました。20代の投票率が低い状態で18歳まで選挙権を引き下げてどうなるんだ…という否定的な一面もある中、高校生の政治参加を促すという点では歓迎されることだ、と賛成意見の方もいます。

今回は18歳参政権について浮き彫りになった新たな問題点について紹介し、その問題に対しての意見について紹介していきます。

 

新たな問題点とは?

18歳選挙権について浮き彫りになった新たな問題点について紹介したいと思います。

●悪質な選挙違反、「原則逆送致」の基準と是非?

未成年者が買収などの悪質な選挙違反をした場合、原則として検察庁に「逆送致」され、成人と同様に裁判を受けさせる制度が適用されます。これには二品弁護士連合会が反論しているほか、逆送致の対象の明確な基準もないといっています。

●高校生の政治活動の緩和も焦点に!

高校生の政治活動の緩和も焦点です。1969年の文部省(当時)通知は、学生運動の高まりを背景に、高校生の政治活動を学校の内外を問わず禁止。文科省は、学校外での政治活動を一定程度認める方向で通知を見直しています。

●公選法に抵触する可能性?

選挙権年齢の引き下げで、高校3年生は選挙権のある18歳と選挙権のない17歳が混在することになります。18歳以上の生徒は「選挙運動」が認められるが、17歳以下のクラスメートが同じことをすれば公選法に抵触する可能性が出てくるようです。

●事例を盛り込み高校生向け教材も!

ツイッターやLINEなど、高校生の間に普及しているスマートフォンなどを用いたSNSでのやりとりも心配です。文部科学省と総務省は啓発のために作成している高校生向け教材に具体的な選挙違反の事例を盛り込み、注意喚起をはかる考えを持っています。。

●若い世代をめぐっては投票率の低さが課題

選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたものの、若い世代をめぐっては投票率の低さが課題となっています。

政治参加に消極的な若者の姿も浮かび上がり総務省の抽出調査によると、昨年12月に行われた衆院選の年代別投票率は20~24歳が29.72%で、全世代を通じて初めて3割を切っています。72.16%だった70~74歳とは倍以上の開きになっています。

問題点を紹介させていただきましたが、教員と生徒の政治活動について制限すべきか?ということが新たな問題点です。

History_class_in_Da_Ji_Junior_High_School_2006-12-1

教員と生徒の政治活動について制限すべきか?

教員と生徒の政治活動を制限すべき派の意見と、制限すべきでない派の意見を紹介します。

制限すべき派の意見

教える立場の人が政治活動を行えば、子供達へ自由と民主主義と基本的人権を教えることが難しくなると思います。また、生徒が未熟な状態での一方的な思考へ偏重していくのは残念です。
個人的に、今の自分の政治思想は、当時の社会化の教師からの影響が強いと感じます。 なので、教員は自らの政治思想を教育現場に持ち込むことは制限すべきだと思いますし、生徒についても学生であるうちは社会的視野が狭いと思うので、無制限に政治活動を容認すべきではない、と思いました。
いや、学校で「政治活動」してどうすんのよ。「政治教育」をしようよ。

 

制限すべきではない派の意見

18歳以上の高校生や大学1・2年生にも参政権が行使できるよう公職選挙法が改正された以上、教育基本法等も改正して教員・児童・生徒・学生いずれもが政治教育・政治活動を自由にできるように現行の教育法規を見直すべきです。そうしないと子どもたちに政治に対する問題意識が育たず、18歳の高校生は選挙に行こうとしません。
少なくとも生徒の自主的な活動には、絶対に制限をかけるべきでは無い。政府は、香港や台湾のような学生デモ等を警戒しているのかもしれないが、これからが長い若者だからこそ主張できる事があるし、しがらみに縛られずに権力に堂々と主張できる立場でもある。そうした若者の意見が政治に反映されなければ、その国に未来はない。
引用:http://seiji.yahoo.co.jp/article/1708/
若い世代が政治に関心を持つことは素晴らしいですが、それによってモラルの問題が起きてしまえば元も子もないですね。公平性を担保しながらも、如何に政治教養を高めるのか、高校生の政治教育の鍵になる議論です。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
日下健吾

日下健吾Vote→Japan ライター

投稿者プロフィール

日下健吾(くさか けんご)と申します。野球と食べ歩きが趣味で、好奇心旺盛です!!特にテーマを絞らずいろいろな記事を書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

    • かまたま
    • 2016年 2月 11日

    選挙権を与えて若者の、政治への興味を促すってのは聞こえがいいけど
    教育として政治、各政党の違い、議論の仕方、ディスカッションの仕方等を毎週教える場所がないと根付かないのでは?
    やった、選挙できるぜと盛り上がるのは最初の1回だけで、それもマニフェストさえ理解していない、ただ名前を聞いたことがあるからその人に入れた、面倒くさいから次からはもうしなくていいやとなってしまったら本末転倒
    政治に対して元々興味を持っていて、真剣に投票できる18歳は全体の何%なんだろう
    一瞬の刺激にはなるだろう。だけどしっかりと根付くとは思えない

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る