【学生インタビュー】戦争とメディアを見つめ直す【立田玲奈】

Vote→Japan運営チームの福森駿です。 本日は、”戦争とメディア見つめ直す”というテーマで、九州大学の立田玲奈さんに取材を行いました。今年20歳の女子大生が感じる戦争とそれを伝えるメディアに対する疑問です。  

 

今、戦争法案について、何かと騒がれていますがどうお考えですか?

戦争法案を分かりやすく説明すると長くなるので今回は省略しますね(戦争法案に関してはこちら) まず感じるのは、知識不足な人がただ「戦争法案」というワードに反応して批判するのはよくないなと感じます。デモでも、政治のマニフェストにしても、言葉の威力は大きくて、そのワードの一部に反感を持ったり、賛同したりしてしまいがちですが、その人が言葉に込めた意味であったり、その言葉自体が情報として正しいのかを考える必要があると思います。

 

戦争法案デモが多く行われていますが感じる事はありますか?

感じることとして、最近天神などでも抗議運動が行われていますが、人によって相当な温度差を感じました。立ち止まって聞く人もいれば、スルーする人、にらむ人。また、抗議の仕方もいろいろで、方言を使って怒りと親しみを表す人、四拍子のリズムに合わせて何度も「戦 争 反 対」と叫ぶ人、など。つい内容よりも伝え方に注目してしまいます。 SEALDs

 

なぜ戦争法案に関心を持ちましたか?

8月15日は終戦記念日です。 毎年、戦争に関し、様々な特集番組や記事が発信されていますが、小中高で受けてきた平和学習の中では語られてこなかったことが沢山あり、毎年多くの初めてに出会い、考えさせられることが多くあったからです。 私は広告等の仕事に興味があるため、メディア統制の内容にとても関心があります。戦時中、日本が優位であるという嘘の情報が国民に伝えられたり、出版物が規制されたり、看板のキャッチコピーや教育による意識統制が行われました。

「戦争に反対」という気持ちを表せば非国民という扱いを受け、「真実を伝えたい」という思いは上部によって揉み消されてしまう時代です。 現代は、そのような統制はほとんどなくなり、(日本においては)誰もが大量の情報に日頃から触れることができるようになりました。それは情報が平等になる一方で、だれもが簡単に情報をあやつれるということです。あふれる情報の中からどれが正しいのか、必要なのかを判別できる力はこれからの世の中を生き抜くにあたって必要不可欠です。

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最後に

そして、ありのままが許される一方、忘れられつつあるありのままがあります。NHK世論調査によると、広島に原爆が投下された日付を覚えていたのは全国で3割。戦争を体験した方々もなくなっていき、当時を語れる人が減少していっています。歴史を伝えていくときに消していくのは可能で、中国では天安門事件は検索ワードにもひっかからないような”無かったこと”になっているという話も聞きました。「戦争が起こったこと・それがいかに悲惨な出来事であったか」は忘れてはいけないもの。

戦争について、体験者からつらい過去について語っていただき、また平和学習として様々な祈念館を訪問した私たちの世代が持つ責任はとても大きいものではないのでしょうか? これまで、戦前の前にも戦争は起こっていました。(日露戦争など) 戦前は戦後でもあったのに、また戦争は起こりました。 今生きているこの時代が戦前にならぬよう、行動を見つめなおしていきたいです。


取材協力者:九州大学 立田玲奈 だーたつ  

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福森駿

福森駿Vote→Japan コミュニティマネージャー

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