それって大丈夫?救急車の出動が有料になるかも…

みんなの命を助けてくれる救急車。今は人命救助のために無料で出動できますが、もしかすると近い将来に有料になるのではないかと懸念されています。本日は救急車の有料化が浮かび上がった背景と、賛成・反対の意見について見ていきましょう。

なぜ有料化?問題は軽症への過度な出動

東京では、2013年の救急隊の出動件数は74万9千件に上り、過去最高を更新しました。人命救助のために必要な出動ですが、その半数は結果的に軽症と診断される”不要不急”の事案だったといいます。

背景にあるのが高齢者の救急搬送の増加。75歳以上の搬送者は22万1千人で全体の約3割を占め、09年(16万6千人)の1.3倍以上に達した。同庁救急管理課の担当者は「高齢者はけがや病気が悪化しやすく、通報が多い。出動件数の増加は今後も続くだろう」と分析する。

ただ、不要不急の事案も少なくない。救急車で病院に搬送した結果、軽症と診断されたケースは昨年、全体の51%に上った。

救急車や人手には限りがあるため、離れた場所にある車を向かわせるケースも増加。消防署を出発してから現場に着くまでに要した時間は平均で7分54秒で、09年から1分36秒延びた。

引用:http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2900R_Z20C14A1CC0000/

これをうけて、財務省は地方自治体が行う救急搬送について、一部有料化を検討すべきと提言しました。

しかし、痛みや出血に動揺する通報者が救急搬送の必要性を判断するのは難しい面もあります。私たちが心がけなければならないことは、緊急性が低いと思われる場合または余裕がある場合は119番ではなく、まず医師や救急隊員経験者が24時間体制で相談に応じる救急相談センター#7119番に一度電話かけるということです。小さな心がけから、本当に危険な状態の人の命を救うことができるかもしれません。

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有料化の賛成・反対

有料化についての国民の賛成・反対意見を拾い上げてみました。

反対派意見

貧困化の著しい今日、弱者の救済の一端を閉じる事は、すべきでないと思う。有料化による弱者の死亡率は確実に増える。

有料化となると、本当は重症なのに呼ぶのをためらって命を落とす人も出てくるだろうし、街中や交通事故等の際に周りが救急車をとっさに呼ぶのをためらってしまう恐れもある。一部の迷惑利用者のために、本当に救える命が救えなくなるのは本末転倒だと思う。
明日はわが身になるかもしれないんです、もっと他に節約できることがたくさんあります、病院救急搬送くらいは現システムで良いんでは、心から感謝している方々が大多数と思いますが。
引用:http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2900R_Z20C14A1CC0000/

賛成派意見

啓発でどうにかなるなら苦労はしないよね。本当の重症患者のために優先して使われるべきであり、足代わりに気楽に使われたらたまったもんじゃない。使える救急車の台数は限りがある。でっぱらっていないときは非番の消防車が使われることもあるけど、これもまた緊急対応に支障が出るから避けてほしい事例だね。有料化は必須だよ。

自分は医師なので実情は良く分かっているが、半数以上(それより多いな)がタクシー代わり、と言っても過言でない。より緊急性のある症例を優先するためにも絶対に有料化すべき。必要な症例が依頼を控える危険性に関しては、払い戻しを医師が判断する方式にすれば解決する事。是非推し進めて欲しい。
何度もお願いして周知してるのにくだらない事で使う人がいる訳でしょ。通報があったら電話で見極めるのは難しいんだし行かなきゃいけないってのは間違いないんだから、後は事後に請求するなり罰則規定するなりしかないでしょ。その点で有料化というのは一番現実的だしアリだと思う。ちゃんとお金が集まればその分設備投資や人増やしたりできるしね。
引用:http://seiji.yahoo.co.jp/article/1704/

賛否両論ありますが、有料化だと119番に架けることを躊躇する可能性が出てくるのではないでしょうか。危ない状態の人が躊躇する、そんなことがあってはなりません。余裕が見られるならば#7119番に電話をかけ指示に従い処置することで、不要不急の救急車出動を減らす必要があります。みなさんも意識してみてください。

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日下健吾

日下健吾Vote→Japan ライター

投稿者プロフィール

日下健吾(くさか けんご)と申します。野球と食べ歩きが趣味で、好奇心旺盛です!!特にテーマを絞らずいろいろな記事を書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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