【最新ニュース】TPP 参加12カ国の閣僚会合で合意ならず

7月31日(日本時間8月1日)にアメリカのハワイ州で行われた環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の閣僚会合。

今回TPP交渉に参加している12ヵ国が参加したが合意には至らなかった。

環太平洋経済連携協定(TPP)とは

太平洋を取り囲む国々で作ろうとしている貿易や投資の自由化のルール。アメリカ・カナダ・メキシコ・ペルー・チリ・ニュージーランド・オーストラリア・シンガポール・マレーシア・ベトナム・ブルネイ・日本の12カ国が交渉に参加している。貿易では関税の撤廃が前提、また知的財産や投資のルールの統一化も進める。

TPPについて理解するにはTPPって?どんな影響があるの?をご覧ください。

様々な分野で合意へ、TPP交渉の進展

投資分野

・ベトナムで小売り2店目以降の出店を容認
・マレーシアで外資系銀行のATM設置規制を取り払う

物販分野

・輸出入の手続きをPCで可能に(効率化)
・生鮮品などは書類提出後の6時間内で引き取り(スピード)

人が移動しやすく

・海外転勤の際に、夫婦で同じ期間滞在できるようにする

サービス価格の引き下げ

・旅行先でのローミングサービスの価格に透明性を持たせる

上記のような進展がある。しかし、この日には合意には至らなかった。

もつれる意見、各国の思惑

新薬・乳製品の分野で打ち解けず

知的財産分野では、バイオ医薬品の開発会社が独占的に販売できる「データ保護期間」を巡り、12年を主張していたアメリカと、5年以下を主張する新興国などが「7~8年」で歩み寄りつつあった。アメリカは巨大な製薬会社を抱えているため、企業が開発コストを回収できるように保護期間を主張している。

しかし、乳製品の貿易を巡った議論は対立が収まらず、合意に至らなかった。問題は乳製品分野で競争力の高いニュージーランドが、日本やカナダなどに大幅な輸入拡大を要求していることだ。各国はニュージーランドに過大な要求を取り下げるよう説得を試みたが、合意には至らなかった。交渉関係者によると、ニュージーランドが日本、アメリカ、カナダに要求した輸入拡大の規模は、合計するとニュージーランドの輸出力を超えてしまうほどの規模だったという。

今後はどうなるのか

これまで進んできたTPP交渉を消滅させないために、日本とアメリカが中心となって改めて閣僚会合を開く方向性で会合は終了した。

TPP交渉は各国の思惑が入り交じり、簡単に合意とはいきそうにない。今後の動きに注目しよう。

参考;NZ譲らずTPP合意見送り、打開へ日米加連携
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150801-OYT1T50150.html

画像出典;http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=34154

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朝舩颯哉

朝舩颯哉Vote→Japan 代表

投稿者プロフィール

「政治をもっと身近に!」Vote→Japanでは主に議員さんの取材のために九州を駆け回ってます。 堅苦しい政治ニュースをアツくわかりやすくお伝えしていきますね!

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