「ネット投票」どのように考えますか?

投票をもっと便利に!

近年、私たちの生活に欠かすことができなくなったインターネット。スマートフォンの普及によって場所を選ばず、どこでもネットに接続できる環境があります。そこで今回考えたいのは、選挙時における『インターネット投票』についてです。

他国では取り入れられているネット投票

ネット投票を取り入れている国は幾つかありますが、その中でもブラジルが成功している例としてあげられます。ブラジルは1996年からDRE(電子的直接記録方式)と呼ばれるシステムで電子投票を行っており、市民はディスプレイとキーボードの付いた小さな装置を利用して投票をします。その他にもオーストラリアのある州で取り入れられたㇼ、アメリカでも取り入れられています。

日本でも望まれているネット投票

若者の投票率の低さが問題視されています。特定非営利活動法人ドットジェイピーさんの調査結果によると、若者が選挙に行かない理由の第一位は、≪投票環境によるもの≫だったのです。

8割以上の学生が選挙に関心があるものの、投票に行くと答えている学生は6割で行動にまで移せていない学生が2割もいる。そして、投票に行かない理由の4割が「投票に行くヒマがない」「投票所が遠い」だった。

引用:特定非営利活動法人ドットジェイピー 1330名の学生に衆議院議員選挙に関する意識調査アンケートより

若い世代に限らず、場所や時間に捉われないインターネット上での投票を望んでいる人も多いのではないのでしょうか。もしネット投票が実現されると、投票環境による問題が解消され投票率の向上が期待できそうですよね。

しかし、なかなか実現されないのには様々な理由があるのです!

ネット投票により懸念される問題

●セキュリティ問題

データを抜き取られたり、投票そのものが操作される危険性がある。
個人情報流出やシステム障害が生じた場合の影響が大きい。

●不正がおこなわれていてもわからない可能性が高い

●かかるコストに対してメリットが見合わない

従来の紙媒体での投票と二重にコストがかかる。

現段階では、メリットよりデメリットの方が多く想定されるため急いで導入する必要性はないようです。

ネット投票をどのように考えるか

ここ数年で、ネット上での選挙活動が解禁になったばかりです。一国の行方を担う重要な意味を持つ選挙なので、様々な情報や危険が入り混じるネット上ではその判断は慎重にならざるを得ないですね。

このリスクが注目されるようになった事例として、電子投票先進国であるエストニアでの政府機関へのサイバー攻撃が記憶に新しいです。エストニアは2013年には全体の4分の1がネット投票を利用するほどのネット投票における先進国です。しかし、政府機関のサーバーへのサイバー攻撃を受けて、その脆弱性にスポットがあたりました。

日本でもいつ同じようなことが起こるかはわかりません。

「ネット投票」みなさんはどのように考えますか?

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コメント

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  1. 2015年 8月 16日

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